ブライダル総合案内ブライダルナビ 菅あかねです。
彼からのプロポーズの後は憧れていた結婚式に新居の準備、新婚旅行などと楽しみがたくさんまっていますよね。
しかし理想や希望はあるものの、結婚式って一体いくらくらいお金がかかるの?!という心配の声も。
そこで本日は 結婚式のお金について全て解説していきたいと思います。
一般的な結婚式費用の総額を把握しておこう
まずは実際に先輩方は結婚式にいくら位かかったのでしょうか。
下記グラフにまとめてみました。
平均的なゲスト人数の約60名を参考としていますが、その中でも結婚式にかかる総額費用は
200~400万円が全体の5割強を占めています。
ここで気を付けて頂きたいことはゲスト数が減ったからと言ってグッと金額が下がるわけではないという事と,何人ゲストが来ようと金額が変わるものと変わらないものがあるという事です。
そして人数が増える場合は頂くご祝儀も増えるので負担が軽減される可能性の方もありますのでそのあたりをしっかりと考えて頂いたうえで予算組をしていくと良いかと思います。
地域によっても費用は異なってきますし
結婚式には「ハイシーズン」と呼ばれる時期の時候の良い春(3月4月)と秋(9月10月)やお日柄の良い日、連休などが人気のある時期に相場も高くなる事もありますので結婚式場の見学に行った際にプランナーさんにしっかりと確認しておきましょう。
結婚式にかかる項目別費用
では結婚式の費用にはどんな項目があってそれぞれどういった意味があるのでしょう?
1つずつ説明していきます。
①挙式料(初穂料)
キリスト教式・神前式・人前式といった挙式を行う際の費用の事です。
神前式の場合は神様に奉納するという意味合いから初穂料と呼びます。
各スタイルでのトータル平均はこちら
キリスト教式(チャペル式) | 33.6万円 |
神前式 | 26.6万円 |
人前式 | 28.6万円 |
挙式だけなら神前式の方が少し高めなのですが、生演奏の演出やアフターセレモニーにかかる費用が入る事によりトータルで計算した場合はチャペル式の方が若干値段が高くなる場合が多いようです。
②料理
お招きする皆さんへ振る舞われる料理代のことです。
基本的にコースで金額を選べるようになっておいて料理のジャンルなども様々。
最近では料理を重視し「美味しいお料理を召し上がっていただく」スタイルを選ぶカップルが増えています
③飲み物
お祝いのお席には欠かせない飲み物ですが、料理とは別立ての料金設定が一般的です。
飲み物の種類や飲み放題にするかどうかなどによっても料金が異なります。
④新婦衣裳
ウエディングドレス・白無垢・カラードレス・色打掛など新婦が着用する衣裳代です。
衣裳については式場の提携先の衣裳店から選ぶものもありますが、譲り受けた衣裳を着用したり購入した衣裳を着用、他の衣裳店でレンタルした衣裳を着用などを利用する方あります。
一般的にレンタル衣裳で最低20万円~かかってきますので上手に持ち込みを利用する方も多くなってきている印象ですが
その場合「持ち込み料」が発生し式場に支払う形になるので事前に確認しておきましょう。
何人のゲストを呼ぶにしても必ず必要で意外と一番お金のかかる衣裳代は、
どれを選択するかによって金額に大きな差が出ますので注意して運命の1着を見つけて下さい。
⑤新郎衣裳
タキシードや紋付羽織袴など新郎が着用する衣裳代です。
お誂え・購入・レンタルによって金額が変わり、新婦の衣裳代と同じく必ず必要になるものです。
⑥控え室料
挙式・披露宴に出席する親族やゲストが休息・待合に使用するためのお部屋代です。
各家毎に用意する場合と、両家で一緒に使用する場合とがあり、最近ではドリンクやフードを並べるスタイルでゲストを最初におもてなしするウエルカムスペースとしても利用される事も多くなってきています。
⑦美容着付け
衣裳の着付けやヘアメイク代のこと。
ドレスでも一人で着るのはなかなか大変なので必ずお願いする事になります。
洋装と和装で料金に幅がありますので事前に確認しておきましょう。
ヘアメイクも事前にヘアメイクリハーサル等を行っている所もありますのでチェックしておくと良いですね。
⑧音響照明・撮影代
お祝いの宴を盛り上げる音響や花嫁を更に美しく演出する照明、そしてお二人が当日の準備をするところから披露宴お開き後のお見送りシーンまでの写真(前撮りも含)とビデオ撮影など、想い出を形に残す為の料金です。
セット料金のものがありますが、よりこだわりたい場合や枚数を増やしたりしたいなどの場合は追加料金で可能な所が多いです。
⑨介添え料
当日の新郎新婦に付き添って身の回りのサポートをしてくれる介添え人に支払う費用の事です。
当日はとても頼りになる大切な方。
他の項目に含まれていて別途費用が発生しない場合もありますので事前に確認しておきましょう。
⑩ウエディングケーキ
披露宴の演出に欠かせないウエディングケーキ代。
全てを生ケーキにするか、イミテーションのケーキにするのか、またデザインや大きさによっても金額が変わります。
⑪装花
挙式・披露宴会場をドラマティックに彩ってくれる花々の料金です。
使用する花の種類や量によって大きく料金が変わります。
花代は装飾する箇所が増えるごとに加算されますので事前に確認するようにしましょう。
お色直しのカラードレスや色打掛と合わせたお色味の花も大人気です。
⑫印刷物(ペーパーアイテム)
招待状から始まって、お席札・席次表・メニュー・ご挨拶(お礼状)など結婚式で使用する印刷物にかかる費用の事です。
最近ではこれらの一部を手作りする心のこもったお洒落なアイデアを見かけることが多くなりました。
こちらも持ち込み料などが発生する場合もありますのでご自身で作り持ち込みする場合と、会場に頼む場合、料金がどう変わるかも確認しておきましょう。
⑬引出物
結婚式に出席してくれたゲストへ「感謝の気持ちを込めて贈るお品」の料金です。
友人たちと、上司や目上の方とは引出物の差別化を図ることが多くなっていますのでしっかりと選んでいきたいですね。
最近ではカタログから好みの品をセレクトでき帰りの荷物にならないスタイルの引出物が主流になりつつありますが、どんなものが喜ばれるか、自分たちの有難うの気持ちをどう表すか考えるのも楽しいです。
⑭プロデュース料
挙式・披露宴の企画運営に対して発生する料金の事でこの中に司会者の料金なども含まれる場合もあります。
プロデュース料は会場費に含まれる場合もありますので事前に確認しておくと安心です。
⑮サービス料
結婚式を進行するに当たりサポートしてくれるスタッフさんの人件費にあたります。
飲食+会場費の10%が相場とされていすが、15%というところもありますので要確認です。
⑯その他
持込料、御礼&お車代、新婦エステ代、挙式時に要る結婚指輪などなどがあり、各結婚式場別だと総額はこのようになります。
会場タイプ別費用(平均)
結婚専門結婚式場 | 299.9万円 |
ホテル | 315.9万円 |
ゲストハウス | 319.8万円 |
レストラン | 291.4万円 |
費用を抑えるなら、他に比べてレストランウエディングがリーズナブルに感じます。
ただ、他の会場より演出や出来る事に限りがあることと、アクセスや利便性、結婚式に特化しているわけではないという事も踏まえて二人らしいセレモニーとなるかなども加えて検討してみましょう。
そして各会場タイプにより、ゲストの人数によってはお得さに違いも出てきます。
例えば20名様くらいのご結婚式なのに貸切をするような会場より、ホテルのような少人数向けの披露宴会場がある所の方がお安くなったりとありますので、
各結婚式場にご見学に行く際に見積もりを出して貰えますのでしっかりと相談していきましょう。
それでは、本日もご覧いただき有難うございました
ブライダルナビ 菅あかね