友人から結婚の報告があったら
結婚式はするのかな？お祝いとかどうしようかな？
などと色々考える事が出てきますよね。
そんな幸せな友人をお祝いするためにも、
今回は新郎新婦に言ってはいけないNGワードをお伝えしていきたいと思います。
結婚式のスピーチはもちろん、お祝いの席で使うのを避けるべき縁起の悪い言葉を「忌み言葉」といいます。
知らずに悪気なく言った言葉でも気分を害する人もいらっしゃるかもしれませんので気を付けましょう。
ではそんな忌み言葉について詳しくお伝えしていきます。
忌み言葉
・別れを連想させる言葉
分かれる・切る・切れる・離れる・帰る・終わる・破れる・割れる・去る・飽きる・捨てる・冷える
・不幸や不吉な連想をさせる言葉や、四や九など間接的ではあっても不幸をイメージさせる言葉
死ぬ・仏・葬式・負ける・病む・敗れる・悲しむ・去・嫌う・四・九
・繰り返す重ね言葉
※戻るといった表現と同じく再婚や悲しい事のイメージに繋がりおめでたいシーンにはふさわしくありません。
戻る・戻す・繰り返す・繰り返し・二回・二度・度々・再び・再度・崔さん・くれぐれも・返す返す・重ね重ね・重々・皆々様・いろいろ・またまた
☆ついやってしまいがちな例はこのように変換
・お料理が冷めないうちに ➡ お料理が温かいうちに
・繰り返しになりますが ➡ 先程も申し上げましたが
・最初は嫌いでした ➡ 最初は好きではありませんでした
・スタートを切る ➡ スタートラインに立つ
・鏡割り ➡ 鏡開き
・ケーキカット ➡ ケーキ入刀
その他にもたくさんありますので一覧にしてみました。
飽きる → 満足する
忙しい → ご多用
お返事 → ご一報、ご報告
終わる → お開きになる、ゴールを迎える
帰る → 失礼する、帰省する
去年 → 昨年
壊れる → 形が変わる、役目を全うする
最後 → 結ぶ
四（し）九（く）→（よん）（ここのつ）
職場を離れる → 家庭に入る
絶えない → たえない、いっぱい
月日が流れる → 月日が経過する
泣く → 涙する
花弁が散る → 花弁が舞う
離れる → 新たな道を進む
分ける → 分担する
いろいろ → 多く
重ね重ね → あわせて
くれぐれも → 十分に、よく
次々 → たくさん
ますます → 一段と、末永く
また → 並びに、さらに
皆々様 → 皆様
もう一度 → いま一度、改めて
わざわざ → ありがたく、そのために、特別に
頑固 → 意志が固い
暗い → 落ち着いている
気が弱い → 優しさにあふれている
仕切りや → リーダーシップ
神経質 → 几帳面
頼りない → 控えめ
冷たい → クール
若い → 綺麗、可愛らしい
意外と使ってしまいそうな言葉がたくさんあったのではないでしょうか。
さらにその他忌み言葉以外にも避けるべき話題もありますので併せてお話ししていきます。
避けるべき話題
おめでたい席に集まった全ての人が気持ちよく心からの祝福ができる、そんな素晴らしい日にするためにも、「タブーとされていること」を覚えておきましょう。
暴露話や過去の恋の話は、新郎新婦に了解をもらっていたとしても、晴れの日のお席で口にするお話しではないですよね。
当人がよくてもその場にいるご両親やゲストが困ってしまいますので
いくら仲が良くて昔の事だとしても気をつけましょう。
道徳に反した過去のエピソードもNGです。
昔から仲が良くつい過去の想い出話なんかも出でくる事もあるかと思いますが、新郎新婦のイメージダウンになったり、誰かを傷つけるかもしれない話はタブーです。
自慢話も気をつけましょう。
久しぶりにあった新郎新婦、友人に自分の仕事や功績について長々と話す方を見かけたことありませんか？
今回の主役は新郎新婦ですので、嬉しくて話したい事もあるかもしれませんが後日改めてお話しするのが良いですよね。
下ネタは仲の良い友達同士の飲み会でなら盛り上がるかもしれませんが極めてフォーマルな場である結婚式での話題ではありません。
お酒が入ってついいつものノリで…
なんて事があると招いた新郎新婦の評判までも落としてしまうかも。
全てのゲストが微笑ましく安心して聞ける話題を選びましょう。
政治や宗教の話もNGです。
結婚式には大勢のいろんな方がお越しになり考え方も千差万別ですので避けた方が無難な話題です。
人それぞれに考え方の異なる政治や宗教の話題よりも、たくさんの方と価値観を分かち合えるハッピーなテーマを選びましょう。
子供の話も言い方には気を付けて
「一日も早く可愛い赤ちゃんの顔を見せて下さいね。」
などと言いがちですが、ちょっとした一言で傷つけたり、負担を与えてしまったりということも起こり得るでしょう。
特に新郎側の親戚として出席する場合は新婦さんの気持ちも考えて差し上げて下さいね。
流行りの言葉で話す・・・。
フォーマルなお席で流行りの言葉で話すのも少し注意が必要です。
新郎新婦の会社の方々や恩師、色々な方が出席されていますので大事な所ですね
「使ってはいけない言葉」と「避けるべき話題」
知ってはいてもお飲んだ勢いでつい・・・
とならない様に改めて確認してみて頂けると嬉しいです。
